2011年03月29日
おもしろい!ドメイン名とIPアドレスの関係
「202.19.16.167」みたいな数字。コンピュータを使っていて、見かけたことはありませんか?この数字の羅列には名前があります。
「IPアドレス」です。
IPアドレスとは、ネットワーク上のコンピュータを識別するために、1台1台に割り振られている識別番号のこと。インターネット上の住所のような役割をしているので、同じ番号があってはいけません。そこで、IPアドレスの管理は、各国の"ネットワークインフォメーションセンター"という所が行っています。
■社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
http://www.nic.ad.jp/ja/
そんなIPアドレスを、人間が覚えやすいように書き換えているのが、これまで紹介してきた「ドメイン名」です。
では、どうやってドメイン名からIPアドレスを調べているのでしょうか。
ドメイン名は、「.(ドット)」で区切られたひとかたまりごとに、階層になっています。そして、この階層ごとに住所録のようなものがあり、右から左へと順番にこの階層をたどっていくことで、IPアドレスを特定する仕組みになっているのです。この仕組みを DNS(ドメインネームシステム)といい、階層ごとの住所録をDNSサーバといいます。

たとえば、
hanako.co.jp
にアクセスしたい時には、
★hanako.co.jpにアクセスしたい!
↓
①ルートDNSサーバへアクセス
↓
②jpのDNSサーバへアクセス
↓
③co.jpのDNSサーバへアクセス
↓
④hanako.co.jpのDNSサーバへアクセス
↓
☆IPアドレスがわかる!
実際でこれらは一瞬で行われることですが、こんなにいくつものDNSサーバーを経て、私たちはホームページへアクセスしているのです。面白いですね。
2011年03月25日
日本と共通点が多いロシアのドメイン「.ru」!
「.ru」ドメインは、ロシアに割り当てられたccTLD(国別コードトップレベルドメイン)のことを言います。
この「.ru」(る)ドメイン。下記のように「○○○る」という感じで、ドメインの一部にそのまま活用されることも多いそうです。
■予測コミュニティ「こうなる。」・・・http://kouna.ru/
■「いつ来る!?」・・・http://itsuku.ru/
覚えやすいですね。
さて、ロシアといえば、マトリョーシカが有名です。ご存知の方も多いかと思うので、少しだけご説明します。
マトリョーシカは木製の人形です。胴体のところで上下にぱかっと分解できるようになっていて、開けると中に小さいマトリョーシカがでてきます。それを開けると中にさらに小さいマトリョーシカがでてきて、だいたい6重層くらいになっていることが多いと言われています。どうしてこんなに有名になったのかというと、1900年のパリ万博でロシアの新しい工芸品として出品したところ大ヒットしたというのがはじまりだそう。
このマトリョーシカ。顔がどことなくアジア人っぽいですが、原型は箱根細工の入れ子人形だという説もあります。
■マトリョーシカ人形【ロシアの民芸品】
http://folkcraft.samurai47.com/2009/06/matryoshka-doll.html
食べ物では、いためたひき肉やたまねぎ、ゆで卵などが入ったピロシキという揚げパンや、ボルシチ、ビーフストロガノフなどお肉料理が有名です。でも実は、ロシアは長年にわたって、国教の教えから「肉や牛乳を食してはいけない週」などが、1年に200日くらいあったそうです。なので、早い時期からロシア料理として精進料理も発展していきました。
■ロシアの食文化
http://www.ro4adish.com/culture/

入れ子細工に精進料理。今回は、日本との共通点も多いロシアの「.ru」ドメインの紹介でした。